“Wait up, Kaito!”
元のコマではこう描かれています。「Kaitoくん、待って」。くんは対等な間柄で使う軽い敬称で、上下を決めずに親しみだけを伝えます。英語にはこれを置く場所がなく、消えるのは呼びかけの温度だけです。
NARUTO“I’ll become the strongest in the world!”
このセリフを言い放つ場面を想像してください。原作の一人称はおれ。ぶっきらぼうで、勢いがあり、少し荒っぽい響きがあります。「僕」や「私」を選べば、同じ宣言が別人の言葉のように読めます。英語では、どちらを選んでも「I」は「I」のままです。
ONE PIECE“Thanks, Tachibana.”
物語のある場面では、この人物はまだ名字で呼ばれています。二人の間には、まだ距離が残っているということです。やがて呼び方が下の名前に変わり、その変化自体が二人の近さを物語ります。英語では、変化の前後どちらでもTachibanaは同じように読めてしまいます。
SLAM DUNK本棚はひとつ。仕上がった順に並んでいます。
今カタログにあるのは35作品。どこまで注釈が進んでいるかは、行を見ればひと目で分かります。探し回る必要はありません。
推測ではなく、ラベルのついた答えを。
なぜある一行だけ英語で違って読めるのか。理由を尋ねれば、注釈は出どころまで遡って答えます。出典のない豆知識の壁ではありません。カードには、確定・諸説あり・ファン考察のいずれかが明記されています。
先の話は先に出てきません。
読んだところまでを、一度設定するだけ。その先は閉じたままです。ぼかしたプレビューを見せることはなく、読み終えた場所に正直な線を引くだけです。
進み具合は、作品ごとに分かれています。
複数の作品を違うペースで読むのは、ごく普通のことです。進み具合は作品ごとに記録されます。だから、ある作品のネタバレが別の作品の進み具合に紛れて出てくることはありません。
汎用のチャットボットは、何にでも答えてしまう。まだ読み終えていない物語には、それが裏目に出る。
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01
どこまで読んだか、知っている。
汎用のAIにあるシーンについて尋ねると、この先の展開も含めて知っている限りのことで答えてしまいます。Manga Loreにはどこまで読んだかを伝えるだけです。その先は、はじめから存在しないものとして扱われます。
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02
注釈は、必ずどこかを指している。
汎用のAIは、実際に知っているかどうかに関わらず自信ありげに答えがちです。ここでは、それぞれのカードが説明の出どころまでつながっています。良い出典がまだ見つかっていないときは、もっともらしい言葉で埋めません。かわりに、そう正直に書きます。
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03
ラベルがいちばん先に来る。
それは実在する習慣なのか、それとも作者がその物語のために考えたものなのか。チャットボットは、この二つを一つの自信満々な文章に混ぜてしまいがちです。ここでは、その違いこそがカードの最初に書かれています。脚注ではありません。
今、注釈がついているのは22作品。残り13作品はまだこれから。隠すつもりはない。
Manga Loreは一人の手で、注釈ひとつひとつに出典をつけながら書かれています。だからカバー範囲は、一気にではなく週ごとに少しずつ広がっていきます。今の状況を、正直にお見せします。
注釈済みの作品から一部を紹介
ほかにも10作品、すでに注釈が書かれています。
残り13作品は、カタログに載ったまま順番を待っています。カバー範囲は毎週更新され、どの作品が動いたかはアプリの中で確認できます。次に何を書くかは、投票で決められます。
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